2018年
6月
11日
月
血液検査にてフィラリアの有無を確認します。
多くの子にとってはフィラリア症の予防を安全にスタートするための検査です。
万が一フィラリア症検査で陽性と出た場合、予防薬を与えると大変危険です。
昨年の薬が残っているからと検査をせずに投薬するのも危険な場合があります。
当院で行っているフィラリア症検査は2種類です。
【1】ミクロフィラリア検査(簡易チェック):採取した血液中のミクロフィラリア(フィラリア幼虫)
の有無を調べます。顕微鏡を使い目視で判断します。
【2】抗原検査(精密検査):採取した血液中の抗原(体内に入って成長したフィラリア成虫が出して
いる成分)を検出します。検査キットを使います。
蚊の出る地域にお住まい、お出掛けで、1年以上フィラリア症予防をしていない場合は感染が疑われるので抗原検査が必要です。
また、これまでの予防が不安、投薬を忘れた月がある、ペットの体調不良(下痢・嘔吐・予防薬の
吐き出しなど)で薬が吸収できていない、など、ご心配な方は獣医師にご相談下さい。
2018年
6月
08日
金
投薬にて予防することができます。
予防薬は体内に入ってしまったフィラリア幼虫を駆除するものです。
フィラリア幼虫が心臓に達するまで(1~2ヶ月の間)に駆除するもので
一カ月に一度の投薬が必要です。
・予防期間:蚊を見てから一カ月以内にスタートして蚊を見なくなった後に最終投薬です。
この地域では5月中旬~11月中旬が目安です。
ただし、その年の気候、お住まいの地域、お出かけ先、によって異なります。
・予防薬の選び方
お薬の種類は大きく2つ
【1】皮膚に直接つけるスポットタイプ
【2】チュアブルやビスケット状の食べるタイプ
また、フィラリアの他に「ノミ」「マダニ」「お腹の虫」も
一緒に駆除できるタイプのお薬もあります。
●ペットの好み
●何を予防したいのか
に合わせてお選び頂けます。
年に一回投与する注射薬もございますが、副作用などの観点から当院では扱っておりません。
※毎年、予防をスタートさせる際には、フィラリア症検査(採血)が必要な場合もございます。
次回はフィラリア症検査についてです。
2018年
6月
08日
金
|
蚊を介してフィラリア(犬糸状虫)が犬から犬へと感染して起こる病気です。
フィラリア(犬糸状虫)は寄生虫の名前です。
・症状:初期(はじめの6カ月)ではほとんどみられません
⇒それをすぎると⇒・軽い咳・運動をいやがる・食欲があるのに痩せる
・毛づやがない、かゆみ、脱毛など
⇒さらにすすむと⇒・呼吸困難・お腹に水がたまる(お腹が膨らんで見える) など
・治療:軽症の場合は内科的な薬物療法ができますが、急激な容態の悪化など薬物療法が
不適正な場合は外科手術でフィラリア成虫を取り出します。
※治療をして体内のフィラリアを取り除くことが出来ても寄生されたことにより心臓や血管、肝臓、腎臓などに後遺症が残る場合があります。後遺症が残った場合、心臓病などに対する継続治療が
必要となります。
フィラリア症にならないためには予防が大切です!!!
次回はフィラリア症予防についてです。
2017年
7月
11日
火
●犬猫も毎日歯磨きをした方がいいこと
虫歯はレアですが歯周病が多く見られます。歯周病予防には歯磨きが効果的といわれています。
詳しくは以前のブログをご参考になさって下さい。
●耳掃除を行うこと
暑い季節は蒸れやすく特に注意が必要です。
お掃除の方法は、見えている部分と指が届く範囲を濡らしたコットンやウェットティッシュなどで拭きます。
アルコールを含むもの、熱い蒸しタオルはNG!!!
刺激が強く痛みを伴うことがあるそうです。また、殺菌効果は期待できないそうです。
臭う、頭を振る、痒がるなどは病気のサインかもしれません。
●肛門腺絞りをしないと破裂することがあること
肛門の左右に分泌液が溜る袋状の肛門嚢があります。
分泌液は排便の際に出ますが自分の力で出せない場合もあり定期的(1か月に1回程度)絞る必要があります。
溜ってしまうと痒みや炎症がおき腫れたり出血することがあります。
●動物も便秘になるということ
便が3日以上出ない、排便の回数が減った、便がいつもより硬くて細い、吐く、食欲低下などがサインです。
便秘はとても苦しく、放置すると重症化し命にかかわることもあるそうです。
摘便、便秘薬の経口投与、療法食などの処置があります。
●動物も熱中症や低体温症になること
熱い・寒い環境に長時間放置されるとおこります。
熱中症は飼い主様によって防ぐことが出来ます。
危険なのは!!
空調設備offの部屋でお留守番、車の中、暑い中外出をする、屋外の日蔭のない所に繋ぐ、などです。
また、ハムスターやウサギなどの小動物は体が小さく短時間で熱中症にかかると言われています。
室内飼育では直射日光を避け、空調設備を利用した方がいいようです。
●動物だけにできる点滴方があること
皮下に入れた液体が細血管から徐々に吸収されていきます。皮下補液や皮下輸液といいます。
主に水分補給や栄養補給のために行います。約5~10分程度の処置で入院が必要ありません。
歯みがきや耳掃除などもそうですが
動物の体によく触れることで変化に早く気付くことが出来ます。
早期発見、早期治療により回復にかかる時間も短くなると言われています。
ブログをご覧になった方々に「そんなことあるんだ」「知ってて良かった」と
思って頂けたら幸いです。
今後とも宜しくお願い致します。
2017年
3月
06日
月
動物は弱っているところを見せようとはせず、痛みや苦しみを隠そうとするそうです。
とくに猫はそれが強く出るようです。
「最近元気がない・・・」と感じた時には
もっと前から具合が悪くなっていた可能性があります。
また、ウサギの24時間以上の絶食は命にかかわることがあります。
できるだけ早く受診されるようお願いしたいと思います。
12/25 (水) 午後休診
都合により午後休診とさせていただきます。
午前の診療は通常通りです。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。
12/31(火)~1/3(金)
上記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。
午前9:oo〜12:30
午後16:30〜20:00
木曜休診・日曜祝日午後休診
12:30〜16:30は手術・往診の時間となっております。緊急対応はお受けできません、ご了承ください。
2018年
6月
11日
月
血液検査にてフィラリアの有無を確認します。
多くの子にとってはフィラリア症の予防を安全にスタートするための検査です。
万が一フィラリア症検査で陽性と出た場合、予防薬を与えると大変危険です。
昨年の薬が残っているからと検査をせずに投薬するのも危険な場合があります。
2018年
6月
08日
金
投薬にて予防することができます。
予防薬は体内に入ってしまったフィラリア幼虫を駆除するものです。
フィラリア幼虫が心臓に達するまで(1~2ヶ月の間)に駆除するもので
一カ月に一度の投薬が必要です。
・予防期間:蚊を見てから一カ月以内にスタートして蚊を見なくなった後に最終投薬です。
この地域では5月中旬~11月中旬が目安です。
ただし、その年の気候、お住まいの地域、お出かけ先、によって異なります。